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くつろぎ庵がわかる

冷蔵庫を頻繁に開閉したり、ジャガイモへたまねぎなど常温で保存できものまで冷蔵庫に入れたくりして満杯にすると、庫内の冷えが悪くなく電力が無駄になる。 冷蔵庫は年間分に省エネされているが、開閉ドアが5つもあると温度管理が複雑になり霜取りヒーターを付けるなどするから、2ドアのものに比べて消費電力が4倍もかかる。
必要以上の使い勝手を求め過ぎる。 1食当たりの調理に使用する光熱エネルギーは1人分なら785崇了であるが、4人分まとめて調理すればその84%で済む。

ばらばら調理はエネルギーのロスである。 食生活が環境に及ぼす負荷の中で相対的に大きいのが河川の水質汚染である。
水質汚濁防止法が施行される前は製造工場から排水と一緒に排出される有機物質汚濁はBODに換算して年間300万トンもあったが、その後へ企業の努力により約4分のIに減少している。 産業排水による水質汚染が少なくなってきたので、今では家庭の生活排水による汚染が琵琶湖や霞ケ浦、瀬戸内海や東京湾などでの水質汚染の6割を超えるようになった。
BODとは生物学的酸素要求量のことで、排水中に含まれている有機物を微生物の力を借りて浄化するのに必要な酸素量のことである。 いろいろの有機物が排出されるのでへその量を一括して表すのに使われる。
家庭の日常生活から排水として出る有機物はBODに換算して1人1日で43グラムになる。 そのうち、尿13グラムは未処理のまま河川に流すことは禁止されているが、台所の排水や風呂の湯など雑排水に含まれている30グラムは下水道が完備していないと未処理のままで河川や海洋に放流されるので、その地域の水質汚濁の原因の7割にもなることがある。
 台所から流される食べかすや飲み残しなどの有機物は1人当たくりBOD換算で17グラムもあり、それをそのまま流すと河川の汚濁の大きな原因になり、下水道が完備していても下水処理場での処理エネルギーが大きくなる。 使用済みの天ぷら油LOOOを流しに捨てれば、それを希釈して魚が住めるようBODを約20万倍の10万リットルの水が必要である。
使用済みの油はそのまま流さず、油吸収剤で固形に固めたり、紙や布に染み込ませて燃えるごみにするのがよい。 醤油大さじくり杯でも流しに捨てれば川の水450リットルが魚も住めないように汚れる。
飲み残し、食べ残しをしないようにして、使った食器は汚れをていねいに拭き取ってから洗うようにしたい。 また台所の流し台には水切り用の紙袋を使って細かい調理屑を流さないようにもしたい。

最近のマンションにはデスポーザくりで細かくり砕きへ水と一緒に廃水処理槽に集めて浄化してから下水道に流すシステムが設置されることが多くなった。 こうした少しの注意で台所から流れ出る有機汚濁物質が半減する。
食器洗いに使う合成洗剤は河川に流入して希釈されていても、プランクトンや小魚に影響がある。 石鹸を使えば分解が早く小魚に対する毒性も10分のIか百分のIで済む。
家庭での食生活に消費されるエネルギーや、排出される二酸化炭素は、社会全体のそれに比べれば数%程度でそれほど大きなものではない。 また家庭の生活排水による水質汚染は東京湾に流入する水城などでは総汚濁の6割ぐらいになっていて、その4割は台所から流される野菜屑や使い残した調味料、飲み残しの酒類などである。
われわれは欲しいままに飽食を楽しみ、平気で飲み残し、食べ残して捨てていたが、今やもっと食物を大切にし、地球環境にもやさしい食生活を送るように求められている。 全国的に展開され始めたエコクッキングとは、食材の買い出しへ調理の献立作り、台所仕事を通じてエネルギーの無駄使いを省き、ごみを減らし、環境への負担を減らそうとする運動である。
旬の食材へ地場の食材を利用するくり露地栽培された季節の野菜はビタミンが豊富であり、ハウス栽培のものに比べて栽培に使用するエネルギーも数分のIで済む。 地場の野菜、沿岸で獲れた魚は新鮮であと遠距離を輸送したり冷蔵したくりする必要がない。
食肉や養殖魚はその10倍もの重量の飼料穀物あるいは餌にする小魚のエネルギーを使って生産されていることを忘れてはならない。 食品の品質表示を活用するくり加工食品の消費期限へ賞味期限に注意して期限内に使いきれるだけ買う。
賞味期限が少し切れていても食べられるものが多いからへすぐには捨てない。 原産地表示をよく見て残留農薬が少ない国産農産物を選ぶ。
無農薬栽培、減農薬栽培の野菜を選んで買えば、農家は自然に農薬の使用を減らすようになる。 包装の少ないものを選ぶくり家庭ごみの6割は食品、飲料の空容器、包装類である。

過剰包装になっているものを避けてごみを減らす。 買い物袋を持参してレジ袋をもらわないようにする。
買い過ぎに注意する1台所で食品が捨てられる最大の理由は買い過ぎである。 安いからといって多量に買うと、使い切れずに腐らせたりへ手をつけずに捨てることになりやすい。
買い過ぎたものをやたらと冷蔵庫に詰め込むから冷気が回りにくくなり、冷却電力が嵩む。 食材は無駄なく使い切るくり野菜をすぐに使い切れなければ、常備菜や乾燥野菜、ふりかけ、塩辛や煮物に使う。
残ったおかずは暖め直して食べるか、別の料理に作り変える。 調味料はいくつか合わせておけば、無駄な使い残しが減る。
硬くなったパンはパン粉にして利用する。  ロ食べられるところは捨てないくり野菜の皮は厚めに剥ききんぴらにする。
人参は皮を剥かないビの殻なども空揚げにすれば食べられる。 かんきつ類の皮はマーマレードやジャム作りに使う。
水を無駄に使わないくり水道を流し放しにして洗い物をすると水を多く使う。 洗い桶を使ったり、漬け置きをしながら洗うと水や洗剤を節約できる。

湯沸し器の湯を低温で使うと年間ガスを節約できる。 洗剤を使い過ぎないようにくり食器洗いには、生分解が早い石鹸や高級アルコール系およびスルホ脂肪酸系の洗剤を最小限度に使って河川を汚さないようにする。
ガスコンロの炎が鍋の底から外に出ないように調節すると熱が無駄にならない。 食材や調理方法に合わせて火加減をこまめに調節し、火を止めて煮含めさせるとガスを節約できる。
状況によってはそのつど炊飯するのがよい。 冷蔵庫に詰め込み過ぎない。
くり冷蔵庫は台所で使う電力の35%を消費する。 冷蔵あるいは冷凍を必要とするものだけを整理して入れて、冷気の回くりを良くすると電力を節約でき。
また頻繁に開閉すると冷気が流れ出すからへ取くり出すものを考えてから扉を開く。 食べ残しを捨てない。
くり台所から流し捨てられる食べ残しや飲み残しが河川の水質をひどく汚染している。 だから、ごみ袋を使って細かい調理屑を流さない。
味噌汁や酒類の飲み残しなどを捨てない。 煮汁は妙くりつけたくり、絡めたくりして食べてしまう。
使い残しの天ぷら油は油いためものに使うかも古紙に泳みこませて燃やすか、ごみに出す。 米のとぎ汁は捨てないで植木の水遺くりに利用する。

食器に油汚れや出汁が残ったときは新聞紙かキッチンペーパーで拭い取ってから洗うなど細かく注意する。 調理屑をできだけ出さないように食材を無駄なくり利用し、使い残し、食べ残しを少なくしてごみを減らす。

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